しらかわ街なか散策記(第1回)

こんにちわ 私は今年の5月より、白河市に地域おこし協力隊としてマイタウン白河に派遣されたスタッフ、のりです。ちなみに南関東からの移住者です。

これから、マイタウン白河を基点に、街なかを巡り、移住者の視点から街の魅力を発信していきたいと思います。

第1回目は、マイタウン白河から目と鼻の先にある

「旧脇本陣 柳屋旅館建造物群 蔵座敷」に見学に行きました。

本陣、脇本陣は大名等、上級武士が宿泊所として使用していたとのことで、現在で言えば高級ホテルのような感覚なのでしょうか。新選組の隊士も宿泊したそうで、かの有名な沖田総司が白河藩士の子息だったことは初耳でした。

↑ 雑貨&カフェの「ヤング オーレ」さんから

↑ 表通りから細い道を抜けると、表から入口も見えませんでしたが、料亭のような佇まいです。

 

中は和室と玉座、和室のお部屋ですが、私が目に止まった釘隠しの金物です。

(現存)         (復元)

↑ 過去から現在に残る骨董品も良いですが、やはり復元して輝きを放つ美しさも欲しいと思いますね。

 

次は、隠し階段です。

 

↑ 詳細は不明ですが、倉庫として使用された可能性が高いとのことで、入口から近い動線からも分かる気がします。

 

次は矢羽根(やばね)天井です。

↑ ごく一般の家庭で、こだわるなら照明だとは思いますが、蔵座敷では、細部にわたりデザイン性を高めています。

↑ 欄間(らんま)のデザインとの統一感もあり、施設の設計者の性格も見えてきますね。

そのほか、火事の焼け跡など、見所は盛り沢山です。

外には庭園があります。

↑ 門からの雰囲気と異なるので、室内→庭園という順序で見学する方が庭園をより楽しめる気がします。

庭園は表通りからは想像できない景色で別世界に入った感覚でした。

↑ 灯籠や置き石のほかに植木もされ、芝生と合わせたウッドチップが新鮮でした。

私が生まれ育った場所は森林がなかったので、木々のぬくもりを

感じるお庭は将来自分の家にも取り入れたいと思ったところです。

 

開館時間等は以下のとおりです。

○住所   白河市本町66

○開館時間 10:00~16:00

○休館日  月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

○見学   無料(見学される際、蔵座敷隣(勧工場)内の管理人さんにお声掛けください)

※貸館も出来るようですので、お茶会など出来たら楽しいと思います。

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