しらかわ街なか散策記(第5回) 翠楽苑

みなさん、こんにちわ マイタウン白河のスタッフ、のりです。

今回は南湖公園の翠楽苑を見学しました。

この日は、神奈川県のJA関係者の大型バスも乗り入れており、遠方からも観覧に来ておりますね。

↑ 入り口広場の丘の上から見る翠楽苑

 

南湖公園と言えば、「士民共楽の地」を耳にしますが、国指定の

史跡であり、名勝であります。

→ 史跡は城跡旧宅等の遺跡で歴史上または学術上価値の高いもので、名勝は庭園等で城跡旧宅等の遺跡で歴史上または学術上価値の高いものということです。(文化財保護法の「記念物」参照)

名勝の輝きのみならず史跡としての価値を有するところは市民、そして県民としても誇らしいと感じます。

 

さて、内部の魅力を観光協会のHPや施設のパンフレットにはない視点から紹介したいと思います。

↑ 入園券に映る写真を撮ってみました

 

9月の南湖公園は青々とした緑の中に秋の訪れを感じるこの瞬間はとても良いなぁと感じます。

季節の移り変わりは季節の重なる風情を感じることが出来るのが魅力ですが、紅葉の美しい彩りも見てみたいと思います。

 

呈茶(抹茶+季節の生菓子)を楽しむ松楽亭側からの風景です。

↑ 松楽亭側からの景観

 

池の向かいの丘は、南湖から小峰の城下町を模した小峰山のように見えてしまいます。

↑ 南湖が消える? 白河ランドマークの関山美

 

南湖の借景は、2千メートル級の那須連峰ですが、翠楽苑の中に入ると、白河市民に馴染み深い関山が美しく見える場所がありました。遠方の観光客に「あの山の名前は何ですか?」と聞かれて答えてみたいですね。

 

池の向かいの山ゾーンは道が入り乱れて明確なルートがないところが良いですね。カーナビに慣れてしまうと、地図や道路標識を頼りにドライブしなくなりますが、自分でルートを設定できるのも庭園の魅力の一つに思います。

庭園の散策を終えて、松楽亭に戻り、抹茶を頂きました。

↑ 今月の生菓子

 

和菓子って、芸術そのものですね。和菓子を前にすると老若男女、子供に若返るようです。

抹茶の作法は、スタッフの方に教えて頂きながら楽しみましょう。

抹茶の味は渋みがありますが、生菓子の甘さとのバランスが良いですね。

 

最後に、イベントのお知らせです

↑ 翠楽苑の夜の祭典です

 

竹灯篭の灯火と湖面に反射する紅葉のコントラストを肉眼で見ながら、ライブを楽しみたいですね。

 

翠楽苑の開館時間等は以下のとおりです。

○住所   白河市五郎窪山45-1

○開館時間 9:00~17:00(ただし12月から3月は16:30まで)

○定休日  12月から2月:第2水曜 3月、7月:第2水曜、木曜(祝日の場合、翌日)

年末(12月28日から31日)、年始(1月2日から3日)

○料金   入園:小中校学生¥160 大人¥320

呈茶:¥540

写友「景」さん 写真展 開催中!

新涼の秋が気持ち良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日から三日間は提灯祭りも開催され、にぎやかになりますね。

ただいまマイタウン白河のギャラリーには、写友「景」の皆さんの四季折々の美しい写真がたくさん並んでいます。

スタッフAも先程見学させて頂いたのですが、飛び出して来そうなくらい鮮やかな作品ばかりで見惚れてしまいました。

写友「景」さんの写真展の開催日時は

●9月14日~17日

●9:00~17:00まで(最終日17日は16:00までの展示)

●入場無料

芸術の秋!ということで、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?(*^^*)

 

提灯まつりが始まります!

みなさん、こんばんわ マイタウン白河です。

明日から、提灯まつりが始まります。

8月末にポケットパークの整備が終わったばかり、新設ほやほやの本町の山車会館にとっては、初めての提灯まつりです。山車はキレイに飾り付けられています。

↑ ひょっこりと国道沿いから本町山車会館を見ました

↑ 祭壇も整えられています

↑ 山車です

↑ 彫刻もよく見ると、迫力のある龍がいます

 

提灯まつりの詳細については、以下をご覧ください

http://www.kashimajinja.jp/chouchin2018.pdf#zoom=80

しらかわ街なか散策記(第4回) 続編

みなさん、こんにちわ マイタウン白河のスタッフ、のりです。

小峰城跡の城山公園には白河集古苑と二ノ丸茶屋があり、前回の散策記で二ノ丸茶屋の「とうふアイス」を紹介しました。

↑ とうふアイス

 

残暑厳しい時期で、冷奴を食べる機会も増えているのではないでしょうか?

今回、「おからドーナツ」(夏場はお休み中、秋までお待ちを)や「豆乳プリン」など、子供にも受けが良い商品が抱負な

「あづま豆富店」を紹介したいと思います。場所は楽蔵(中町の商業施設)近くの門前通り沿いです。

↑ 豆乳プリン

 

豆乳プリン、生地を食べてみたとき、豆腐に近い素材を感じることが出来ます。さっぱりとした大人のプリンというところですが、甘党の私は黒蜜をたっぷりとかけ暑さを吹き飛ばす糖分をしっかりと補給しました。

 

豆腐専門店って奥が深いです。

まずは、豆腐を保存する冷却水槽です。約1℃で温度管理されています。凍る直前ですね。

↑ 冷却水槽

 

この温度だと細菌が生物的に増殖できないので、デリケートな赤ちゃんや高齢者にはありがいたいですね。

冷蔵庫は4℃以下で中の空気を冷やせば良いですが、水槽の水は全て液体ですので、冷やすための負荷は気体とは異なりますよね。水槽の中に手を入れると、夏場でも清涼感を通り越して、痛いほどひんやりします。

↑ あづま豆富店のご主人

 

ご主人に聞いた豆腐のこだわりは水です。NASAで開発されスペースシャトルにも搭載された浄水器によって、人体に有害な物質を除去することができるそうです。

豆腐って、80%は水分です。カルシウムなどのミネラル分が多く含まれる水は硬水と呼ばれますが、豆腐作りにおいては、硬水より軟水(ミネラル分が少ない)の方が良いそうです。ちなみに、ヨーロッパの水は硬水が多いそうですが、日本の水はほとんど軟水であり、豆腐はまさに日本の風土を活かした食材と言えます。(日本豆腐協会から)

 

ところで、長生きの秘訣はいろいろ聞きますが、大豆はその一つです。

大豆に含まれるイソフラボンの効果で、ガン予防に繋がるようです。

「おからドーナツ」に「豆乳プリン」、さらに「ピーナッツ豆腐」まで、様々な食材を活かして商品を作ってしまう「あづま豆富」さん

私からのお勧めは、まずはこれです。

↑ 豆腐百珍

 

この商品は豆乳を冷やして作る点が通常の絹と異なります。ちなみに商品名の豆腐百珍とは、江戸時代、今から約235年前に出された料理本で、なんと100種類もの豆腐料理が解説されているそうです(wikipediaから)。あづま豆富店さんは、創業明治21年、今年で130年になるのですね。ちなみにこの頃の出来事として、白河駅の開業があります。黒磯-郡山間の開通は、皆既日食の観測をにらみ、国家的な事業としての取り組みで日食の1ヶ月前に間に合わせたそうです。(白河歴史の手引きれきしらから)

食べてみると、見た目は普通の豆腐でも、口から胃まで透き通る透明感というか、喉越しがとても良いので夏の活力になります。

老舗のお店の味わいを皆様もお試しあれ!

 

あづま豆富店さんの営業時間等は

○住所   白河市愛宕町39

○営業時間 午前中~18:00(朝、製造した後、近隣の取引先に卸してから店の販売が始まるそうです)

○定休日  日曜