しらかわ街なか散策記(第4回) 続編

みなさん、こんにちわ マイタウン白河のスタッフ、のりです。

小峰城跡の城山公園には白河集古苑と二ノ丸茶屋があり、前回の散策記で二ノ丸茶屋の「とうふアイス」を紹介しました。

↑ とうふアイス

 

残暑厳しい時期で、冷奴を食べる機会も増えているのではないでしょうか?

今回、「おからドーナツ」(夏場はお休み中、秋までお待ちを)や「豆乳プリン」など、子供にも受けが良い商品が抱負な

「あづま豆富店」を紹介したいと思います。場所は楽蔵(中町の商業施設)近くの門前通り沿いです。

↑ 豆乳プリン

 

豆乳プリン、生地を食べてみたとき、豆腐に近い素材を感じることが出来ます。さっぱりとした大人のプリンというところですが、甘党の私は黒蜜をたっぷりとかけ暑さを吹き飛ばす糖分をしっかりと補給しました。

 

豆腐専門店って奥が深いです。

まずは、豆腐を保存する冷却水槽です。約1℃で温度管理されています。凍る直前ですね。

↑ 冷却水槽

 

この温度だと細菌が生物的に増殖できないので、デリケートな赤ちゃんや高齢者にはありがいたいですね。

冷蔵庫は4℃以下で中の空気を冷やせば良いですが、水槽の水は全て液体ですので、冷やすための負荷は気体とは異なりますよね。水槽の中に手を入れると、夏場でも清涼感を通り越して、痛いほどひんやりします。

↑ あづま豆富店のご主人

 

ご主人に聞いた豆腐のこだわりは水です。NASAで開発されスペースシャトルにも搭載された浄水器によって、人体に有害な物質を除去することができるそうです。

豆腐って、80%は水分です。カルシウムなどのミネラル分が多く含まれる水は硬水と呼ばれますが、豆腐作りにおいては、硬水より軟水(ミネラル分が少ない)の方が良いそうです。ちなみに、ヨーロッパの水は硬水が多いそうですが、日本の水はほとんど軟水であり、豆腐はまさに日本の風土を活かした食材と言えます。(日本豆腐協会から)

 

ところで、長生きの秘訣はいろいろ聞きますが、大豆はその一つです。

大豆に含まれるイソフラボンの効果で、ガン予防に繋がるようです。

「おからドーナツ」に「豆乳プリン」、さらに「ピーナッツ豆腐」まで、様々な食材を活かして商品を作ってしまう「あづま豆富」さん

私からのお勧めは、まずはこれです。

↑ 豆腐百珍

 

この商品は豆乳を冷やして作る点が通常の絹と異なります。ちなみに商品名の豆腐百珍とは、江戸時代、今から約235年前に出された料理本で、なんと100種類もの豆腐料理が解説されているそうです(wikipediaから)。あづま豆富店さんは、創業明治21年、今年で130年になるのですね。ちなみにこの頃の出来事として、白河駅の開業があります。黒磯-郡山間の開通は、皆既日食の観測をにらみ、国家的な事業としての取り組みで日食の1ヶ月前に間に合わせたそうです。(白河歴史の手引きれきしらから)

食べてみると、見た目は普通の豆腐でも、口から胃まで透き通る透明感というか、喉越しがとても良いので夏の活力になります。

老舗のお店の味わいを皆様もお試しあれ!

 

あづま豆富店さんの営業時間等は

○住所   白河市愛宕町39

○営業時間 午前中~18:00(朝、製造した後、近隣の取引先に卸してから店の販売が始まるそうです)

○定休日  日曜

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