『市民一人ひとりが魅力を発揮できる場所へ』
新生マイタウン白河は、これまで以上により自由な交流、より幅広い市民活動をサポートし、松平定信の理念である「士民共楽」を実現し、市民一人ひとりが魅 力を発揮できる場所として、生まれ変わりました。
『マイタウン白河の再生』
マイタウン白河は、昭和46年に建設され、すでに47年が経過している建築物であり、経年による老朽化や震災による劣化の進行などにより、施設環境の不具合が多数発生し、居住環境や安全面についての改善が必要でした。そこで、部分的な修繕ではなく快適性や開放性など、新たな視点を加えた施設全体の利活用を総合的に見据え、根本的な解決へと導くリファイニング建築の手法を採用し、再生しました。
『明るく開放的な空間』
建物中央部にトップライトと吹抜けを設けて屋内環境を刷新し、陽光を取り入れることにより、明るく開放的な空間を創出しました。また、同じく中央部に動線となるエレベーターと階段を配することによって、建物内部の視認性を高めるとともに、地下階に新たにエントランスを設けることや、4階に景観を楽しむことができる展望デッキを設けることなど、新たに創り出す空間によりお洒落なイメージを演出します。さらに、老朽化した外壁につきましては、安全性及び快適性を確保するのはもちろんのこと、耐久性に優れ、まちなみへの調和に配慮しつつも、洗練されたデザインとなっています。